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緊急保証制度の現状!

2009.10.7

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緊急保証制度の現状!



平成20年10月31日に創設されました「緊急保証制度」
に関する問い合わせが凄いですねー

創設されて既に3か月経過していますが、まだまだ関心高いです。

全国各地の受付窓口では、いまだ行列をなしている状況です。
私の地元大阪では、市の認定をとるだけで、1時間待ちで、
当初の6時間待ちよりはだいぶ緩和されてはきましたが。

わたしも様々な中小企業様のご支援をさせていただきましたが、
その中でだいぶ「緊急保証制度」についてわかってきたことが
ありますんで今日はそれを。


Ⅰ.緊急保証制度の要件

Ⅱ.今まで支援させていただいてわかってきたこと





Ⅰ.緊急保証制度の要件



(1)対象となる中小企業者

以下のいずれかの要件に当てはまる方が対象となります。


①指定業種(平成21年10月7日現在760業種)に属する事業を行っており、
最近3か月間の平均売上高等が前年同期比マイナス3%以上の中小企業者。

→ 最近3カ月とは・・・平成21年11月1日時点で申し込みに行かれる
ご予定であるなら、平成20年の8月から10月まで分 あるいは平成20年の
7月から9月まで分が該当


②指定業種に属する事業を行っており、最近3か月間(算出困難な場合は直近決算期)
の平均売上総利益率又は平均営業利益率が前年同期比マイナス3%以上の中小企業者。

(計算例):最近3か月の平均売上総利益率が33%で、前年同期が35%だった場合
       (35-33)/35  × 100 = 5.7%
         5.7% ≧ 3% (認定基準クリア)


③指定業種に属する事業を行っており、製品等原価のうち20%を占める原油等の
仕入価格が20%以上、上昇しているにもかかわらず、製品等価格に転嫁できて
いない中小企業者。




(2)対象となる業種


11月14日からは618業種になり、目立つところでは、広告業、ソフトウエアも
追加されました。また、12月10日からは698業種になり、美容院なども加わりました。
(美容院は、経済産業省管轄の中小企業金融貸し渋り110番に美容院の一部の方が
陳情して加わった、との情報が入っています)
そして10月7日現在は760業種になっています。


(3)申請場所


①認定申請

本店所在地の各市町村の産業振興課

大阪は、大阪市産業創造館2階(堺筋本町駅より徒歩3分)

大阪の産業振興課は、最近では約3時間待ち

神戸の産業振興課は、神戸産業振興センター内1階商工会議所受付ですが、
必要書類にチェックを行い預りにして、3日後に渡すので、待ち時間は
ほとんどありません。


② 認定書を確認してから、信用保証協会へ申し込みを行います。




(4)制度融資のレート

各自治体によって異なります。

             金利       保証料   



大阪府信用保証協会   1.4%      0.8%

大阪市信用保証協会   1.4%      0.8% 

兵庫県信用保証協会   1.35%     0.8%


日本税理士会連合会から出ている「中小企業の会計に関する指針の
適用に関するチェックリスト」を顧問税理士先生に記載してもらい
「所見」欄もきっちり手書きで書き込んでもらった上で税理士の
確認印をもらえば さらに0.1%が優遇金利として下げてもらえます。
また、銀行によっては、これ上記金利以下の自社レートを適用させる
ケースもあります。



(5)その他

①期間は10年まで

②据え置き期間   最長1年可能



③認定に必要な書類 市町村によって違いますが、一般には・・・

法人の場合

・会社の履歴事項証明書

・直近の決算書(付属明細書含む)受付印のある表紙と貸借対照表、損益計算書

・直近3カ月の試算表と同じ月の1年前の試算表

・会社印と実印

・許認可の必要な業種は許認可書の写し(原本証明必要)

・対象条件になる根拠残出記載書類(書式は問わない)


個人の場合

・確定申告書の写し(申告書の一式)

・試算表がなければ、売上元帳の写し

・会社印と実印

・許認可の必要な業種は許認可書の写し(原本証明必要)

・対象条件になる根拠残出記載書類(書式は問わない)



④注意事項

認定期間が30日間なので、実行が遅れると認定の取り直しが必要になってきます。






Ⅱ.今まで支援させていただいてわかってきたこと


実際この緊急保証制度を申し込んで融資がおりている企業、そうでない企業、
様々な事例を見てきました。

まったく今までと別枠だから、まあしんどそうだったら借りれるだろうから、
2000万円~3000万円を申し込んでおこうか、なんて気軽に思われる方
が多いですが、しかし、いくら名前が「緊急保証制度」と付いていても、
簡単に借りれるわけではなく、大きなポイントがあることがわかってきました。



■2ヶ月以内に融資を受けていない
(いくら別枠とはいっても2ヶ月以内に何らかの融資を受けている会社は難しい)

■今を乗り切ったら半年後~1年後には良くなる、という計画書をきっちり作っている

■申込金金額は月商の3カ月分を上限にする

■直近3ヵ月の中でも営業利益、経常利益は徐々に良くなっている

■前向きな理由がある
・仕入のための費用あるいは外注費が先に出ていくから、3カ月分の資金が
どうしてもほしい
・販促費が何百万円かが必要。販促費で半年後にはこれだけ改善する
などの理由です。

ただ単に金が足りないから貸してくれ、というので通っているケースも
ないことはないですが、できるだけ、上記のような形にしていくのが
良いでしょう。

等々です。


大阪市内にある会社の場合・・・・

市の認定がとれたら(大阪市の窓口は、堺筋本町の大阪市産業創造館2階)、
通常の融資なら、大阪府信用保証協会の方が「まずは大阪府信用保証協会に
先に行かれたらどうですか」と申し上げることが多いのですが、さすがに
今度は信用保証料が半分なので大阪市信用保証協会にまず持っていくことを
お勧めはしています。

あるいは、メインバンクに持っていって「大阪市信用保証協会付きの制度融資
として扱ってほしい」という言い方でもOK

メインバンクで親しい人がいなかったら直接信用保証協会にいくべきかと思います。

また、どんくさそうな、すぐ動いてくれそうにないような担当者であっても
直接信用保証協会にいくべきです。



また・・・・・

緊急保証制度の融資で借り換えをしてもらえる可能性もあります。

4000万円借りる、追加で1000万円ほしい、となった場合に、今のまま
5000万円の枠のままで借りて目いっぱいになると返済が増えていく 

それをするよりは、緊急保証制度の別枠8000万円を使って、5000万円の
融資を受けて5000万円で4000万円を一旦全部返済してしまう、
残りの1000万円を実際の運転資金として使う、この1000万円は、
1年間据え置きの制度がありますから、金利分だけで1年間すんで資金繰りが
だいぶ楽になる、ということになってきます。


これはこちらから言わないとなかなか適応してもらえませんので、心得ておかないと
ダメですね。


ではまた最新情報をお届けします!


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